南京から小包を送る!(別送品)

南京で観光を楽しんだら、そのまま帰るわけにはいきません!お土産を買わなければいけませんね。たくさんお土産を買うと持って帰るのが大変ですよね!そこで、旅行先から小包で送るのです。旅行先から別便で送った荷物を「別送品」と呼びます。ここでは自分が船便で小包を送った状況を参考にしながら小包の送り方を紹介します。
1.どこでどうやって送ったの?
鼓楼郵局で郵便小包で送りました。小包は一個あたりの重量制限は20キロまでになっていますので、うまく送る荷物を選んでおきましょう!送る荷物を持ったら梱包せずに鼓楼郵局へ行きます。このときに、ホールペンとサインペンを忘れないように!鼓楼郵局に到着したら、服務台へ行きます。服務台で服務員に「荷物を日本に送れますか?」と中国語で聞きます。言葉が通じていれば荷物を検査しながら適当な段ボール箱に梱包してくれて送り状と防水用の送り状を入れるビニール袋を渡されます。このときに10元ぐらいの梱包手数料を払います。手数料を支払ったら適当な場所で送り状を書きます。ちなみに利用客が使うカウンターにはボールペンがない場合が多いので持参したボールペンを使います。送り状を書いたら、次はサインペンで小包に発送元、発送先の住所を大きく書きます。1ヶ所だけでなく最低2ヵ所に書くように!もちろん漢字で書いて問題ないです。当たり前か!ここで小包に発送元、発送先を書いておかないと受け付けてくれません!さらに、「別送品」(Unaccompanied Baggage) と書いておくことも忘れずに!次に窓口に持ってきます。窓口で「船便で日本まで送ってくれますか?」とか言えば重さを量って送り状に何か記入して貼り付けてくれます。このときに保険を掛けるか聞いてくる場合もあるので注意するように!ここまで問題なければ料金を払って、控えをもらって発送手続き完了です。
鼓楼郵局これが鼓楼郵局です。鼓楼のすぐ近くで南京大学周辺ではここが一番大きいかな?
郵件収据料金を払うと郵件収据をもらえます。まあ、レシートみたいなものでしょうか?
発逓単これが発逓単。送り状です。

2.帰国時の手続
「携帯品・別送品申告書」を2通、税関に提出します。このうち、 1通に税関の確認印が押され返却されます。渡された申告書は、別送品を受取る際の税関手続きのとき必要になるので大切に保管します。入国(帰国)後は別送品の申告はできないので、入国(帰国)時に忘れずに申告しましょう。もし、別送品の申告をしなかった場合や確認印の押された申込書を紛失してしまうと、一般の貿易貨物と同様の輸入手続が必要となり、税金を多く払うことになってしまいます。
3.別送品の到着したら
別送品が到着すると「外国から到着した郵便物の通関手続のお知らせ」というはがきが郵送されてくるので、入国時に税関から返却された「携帯品・別送品申告書」と税関から郵送されてきた「返信用ハガキ」を、発送元の税関外郵出張所に提出します。しかし、自分は小包4個を送ったのだが小包は届いても税関からのはがきが2ヶ月以上経っても来ない。どうなっているのだろう。
4.どれぐらいで着くの?無事に着くの?
南京から船便で何日で日本に着くのか試したら、自分の場合は確認できた範囲で5月24日発送で6月17日到着、6月24日発送で7月14日到着でした。所要日数は25日と21日で予想より早く到着しました。旅行ガイドだと上海から1ヶ月と書かれているのですが実際は早く到着するのかもしれません。荷物は無事に届くかといえば、ボコボコになって届きます。4個中4個が箱が破損、3個が内部の荷物一部破損と高確率でボコボコになっています。梱包の際は注意しましょう!さらに4個中4個が日本の税関で開封検査され、2個が南京で開封検査を受けていました。これでは御禁制の品物は確実に摘発されそうです。偽ブランド品は買わないようにしましょう!

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