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鄭和墓見学之巻 |
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目指す観光地 将軍山・・・・南宋の将軍岳飛と金との戦場跡 鄭和墓・・・・明の大航海家である鄭和の墓 南唐二陵・・南唐の2人の皇帝の陵墓 2004年4月24日 将軍山を目指す! 朝から将軍山、鄭和墓、南唐二陵のある南京郊外へ向かう。南京大学の宿舎からは、まず徒歩で鼓楼のバス停へ。鼓楼から市中心部の新街口でバスを乗換えようとするが中国語の観光ガイドに書いてある場所にはバス停がない。いきなりピンチである!しばらく周辺を探すが見つからず予定変更で中華門の南西にある安徳門のバス停で88路にて、大定坊のバス停まで行く。途中で南京監獄、南京女子監獄への交通標識を発見!どうやら、南京南部に刑務所があるようだ。大定坊に到着後、バイクタクシーの客引きを振り払い徒歩でさらに南に向かう!約1時間後に将軍山の入口に到着、その後途中で龍泉寺を見学して将軍山に到着、将軍山で南宋の将軍岳飛と金との戦いを再現した陣や史跡、南京九寨溝と呼ばれる池林を見学し、鄭和墓へ向かうことにする。この時すでに昼近くになり歩き疲れていた。 ![]() ![]() ![]() 鄭和墓を目指す! 疲れていたので将軍山でバイクタクシーのおっちゃんに「鄭和墓までいくら?」とガイドブックを見せながら聞くと「鄭和墓は遠いよ!20元だよ!」と遠いことを強調してきた。20元は高いような気がするなと思っていたら、別の同業のおっちゃんたちが「鄭和墓まで30元はかかるよ!20元は安いよ。」と口を挟んでくる。「胡散臭いな」と思いつつ、安くならないか聞くが「これ以上はダメ」と言ってくるので仕方なく鄭和墓まで頼むことにする。鄭和墓は将軍山からさらに南に行くが途中で山道に入っていく。鄭和墓のある牛首山のようだが、「大丈夫かよ!」と思いつつ山道を行く、途中で唐代の塔が見えてきたが通り過ぎ、牛首山の西南麓に到達する。ここでおっちゃんが近くのおばちゃんに「鄭和墓どこ?」と聞き始める。「おいおい、知っているんじゃなかったのか?」と思いつつ、おっちゃんが道を尋ねながらようやく到着!観光マイクロバスが1台停まっており、観光客が数人いた。早速、鄭和墓を見学し目的達成である。おっちゃんが「帰りも乗る?他にどこか行くのか?」と聞いてくるので「南唐二陵に行って大定防のバス停に戻りたいけどいくら?」と聞くとおっちゃん曰く「南唐二陵は遠いよ。これは高いよ!」と言ってくる。「おいおい、なんでも遠い、高い、にしないで欲しい」と思いつつ、「全部でいくら?」と聞いて、「100元」との返答。将軍山から鄭和墓、南唐二陵、大定坊まで100元はボッタクリと思った。値段交渉するがダメで足元見られてしまう。結局100元で交渉成立で南唐二陵へ向かう。 ![]() ![]() 南唐二陵へ! 鄭和墓から南唐二陵へはさらに南に向かい2,30分かかる。このバイクタクシーは客が4人乗れるようになっているのだが客は自分一人である。本来は乗り合いなので途中で地元の客が手を上げて乗ってくるのだが、おっちゃんは地元の客をことごとく無視していく。どうやらカモ(自分)が乗っているので、これでしっかり稼ぐつもりのようである。結局のところ1日貸切状態であった。さて、南唐二陵に到着するが駐車場管理人のおばあちゃんに駐車場代1元を払い、門票を買って南唐二陵を見学する。おっちゃんは外で待っている。見学後はすぐに大定坊まで戻るが、1時間ぐらいかかった。大定坊に到着後におっちゃんに100元を払い、バスに乗り出発時間を待つ。おっちゃんが同業の仲間と話をしているのが見えたが、恐らく「今日はカモがかかった」とか話しているのだろう。今日の観光で田舎に行くとボッタクリに合う確率が高くなることを学んだ。 ![]() ![]() ![]() |
南京駅~上海駅~上海浦東空港之巻 | ||
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目的地・・・上海駅、上海浦東空港
乗車した列車・・・5015次 2004年6月29,30日 2004年6月29日午後9時半、約5ヶ月滞在した南京大学西苑をチェックアウトして近くのバス停「雲南路」から13路のバスで南京駅へ向かう。遅い時間帯のため乗客も少なく暫くして座ることができた。約30分で南京駅に到着し、改札口前で座り込んで改札時間を待つ。周りは同じように改札待ちの乗客が座り込んだり、寝ていたりとさまざまである。約一時間待ってようやく自分が乗る列車の改札が始まる。 |
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![]() 5015次の切符 |
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改札を通り次は荷物のX線検査を受ける。これで候車室で時間になるまで待つことになるが自分が乗る5015次の改札口を探し、改札口近くに座り時間まで待つ。そういえば、2階は南京西駅から北京駅まで運行しているZ50の待合室になっていた。候車室で時間を待つが発車時間近くになっても改札口は開かず、なぜか後続の南京発上海行の列車の改札が始まる。自分の正面にいた人が連れの人になんか言っている。どうやら自分と同じ5015次に乗る人のようだ。たぶん、どうして後続列車の改札が始まったのか話しているのだろう。しばらくして、放送で5015次が30分遅れと知らされる。がっくりしながらも30分待ってようやく改札が始まる。ホームに走ってい向かったが南京駅から5015次に乗る乗客は自分を含めて5人であった。ホームに着き自分の乗る車両を探し車掌さんに切符を渡し軟臥換票証を受け取り乗車する。軟臥換票証は、目的地が近くなると車掌さんが切符に交換してくれる。おかげで寝ていても起こされるので寝過ごす心配がない。これで安心して寝台車に乗れる。自分の席に着いたが、なぜか自分の席に人がいた。上段の席の乗客だった。「下段の席は自分の席ですけど・・・。」というが、相手がおばあちゃんだったので自分が上段を使った。 | ||
![]() 軟臥換票証 |
![]() 車内はこんな感じ! |
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約30分遅れで南京駅を発車し、約30分遅れで午前5時過ぎに上海駅に着いた。朝早くでも上海駅は人でいっぱいであり前に進むのも一苦労である。 | ||
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改札を通過しバスで上海浦東空港に行こうとしたがバス停がわからず、結局タクシー乗り場でタクシーに乗り上海浦東空港へ向かう。約一時間ほどで空港に到着、料金は141元であった。空港までくれば、あとは搭乗手続、出国手続さえ済ませれば一安心である。 | ||
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![]() 上海駅~上海浦東空港までのタクシー運賃は139元だった。 |
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隆昌寺之巻 | ||
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目指す観光地 隆昌寺・・・・南朝梁代に建てられた1500年以上の歴史がある寺院 2004年6月5日 今回は隆昌寺が目的地であるが、場所が南京の隣である鎮江市句容市の宝華山にある。ここでなんで鎮江市の中に句容市があるのと思う人がいると思うけど、地図で見ても鎮江市の中に句容市があるのである。以前は句容県だったのだが昇級して市になったようだ。中国の行政区画は日本より複雑のようだ。まあ、話を元に戻して、朝早くから南京大学西苑を出てバスで南京駅に行く。駅前のバスターミナルで隆昌寺行きのバスを探す。以前に見つけた隆昌寺行きのバス停と時刻表が張られていた場所を確認して、付近を探してみると隆昌寺行きのバスを見つけた。バスには乗客が数人乗っていたので乗り込んで待つことにした。このバスには路線名が無いようで観光地図にも南京市政府HPにも載っていなかった。ただ分かっているのは隠れた路線バスであることだけである。しばらくして、運転手と車掌が乗り込んできて出発する。車掌が運賃を徴収し始めて運賃を支払う。運賃は4元5角である。自分の知る限りでは南京の路線バスで1番高い。隆昌寺までの経路は途中までは南龍線と同じであるが、さらに鎮江市へ向かって走り続ける。途中で「句容県」の文字が目に付くようになる。どうやら鎮江市に入ったようである。句容県は現在は句容市になっているが道端には句容県の文字がよく目に付く。南京駅から1時間半近くかかって終点の隆昌寺のバス停に到着、バス停の前には隆昌寺への門である北大門が建ち、バス停前の国道には「国家AAAA級旅游区」の標識がある。北大門には隆昌寺へ行くタクシーの客引きと線香を売るオバちゃんがいた。とりあえず無視して道を突き進む。途中で将軍洞を見学したりして約30分ほどで隆昌寺に到着する。 |
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![]() ここから宝華山を登り隆昌寺に向かいます。 |
![]() 宝華山国家森林公園は国家AAAA級旅游区に指定されています。 |
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![]() 許世友将軍が文化大革命の頃に南京の学生達を率い駐屯した場所である。 |
![]() ここが隆昌寺の入口です。通路は狭いけど敷地は広いです。 |
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券売所で入場券を購入。料金は16元である。寺は迷路のように通路が入り組んでいるが敷地は結構広い。大雄宝殿を見学して、その後に無梁殿、銅殿を見学。午前10時ごろにどこからかお経が聞こえてくるので探してみると斎堂でお坊さん達が食事の準備をしていた。斎堂の外では観光客が集まり写真をとっていた。自分もすぐに写真をとる。この時間に朝食とは修行も大変なものである。 | ||
![]() 大雄宝殿は清康煕10年(1671年)に建てられた。 |
![]() 無梁殿は明万暦33年(1605年)に妙峰禅師が慈聖太后に上奏し銅殿と共に建てられた。 |
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![]() こちらが銅殿です。無梁殿と銅殿は江蘇省文物保護単位に指定されています。 |
![]() 斎堂ではお経を唱えながら朝食の準備です。 |
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午前11時ごろに隆昌寺を出て宝華山を下山して北大門まで戻る。バス停でバスを待つがなかなか来ない。バスを待つ観光客も暇そうにしている。しばらくすると、ある観光客が国道を通る長距離バスを止めて乗り込んでいった。ここは、路線バスだけでなく南京~鎮江の長距離バスのバス停もあり、路線バスが待てない観光客は長距離バスに乗って帰っている。1時間ほど待ってようやく路線バスが来た。午後1時過ぎ南京駅に向かいバスが出発する。これでようやく帰れる。 |